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2012/05/28 Mon

ヒキガエル本14―先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!

120525book1-3.jpg先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!
[鳥取環境大学]の森の人間動物行動学
小林朋道/著
築地書館 2010年 200P 四六判並製


「先生」シリーズの第4弾。著者は動物行動学と人間比較行動学が専門の鳥取環境大学の教授。大学や著者周辺で起こる動物珍事件を、専門家としての知見を交えて、面白おかしく紹介しています。親切な出版社のサイトで目次と「はじめに」の部分が読めて、雰囲気ばっちり掴めます。

タイトルにある脱皮の話は、先生が大学生の時、山の中で脱皮中のヒキガエルを見た、というだけ(笑)。「シャツを裏返しに脱ぐように」という例えは今イチ不正確な気もしますし、「もしそんなヒキガエルがいたら……世の中は、大変なことになっていただろう」の繰り返しには脱力〜。まあ、カエルの脱皮なんて知らない人でも楽しく読めそう。

ちなみに、先生が疑問に思っていた、シャツの先端を口に入れる方法は、よーく知っています。自分の手で顔を撫でるようにして皮を口に滑り込ませるんですよ〜。

先生が出会ったヒキガエルは脱皮中にイボがパンパンに張りつめており、無防備な脱皮中に防衛的毒物質を分泌している、と推察されてます。濡れてるのは毒液なの? うちの子たちはそこまでイボが膨らまないんですが、野生だと違うのかしら。

120525book1-2.jpgヒキガエルの話でもっと興味深かったのは「鍵刺激」について。ヘビの鎌首のように先が曲がった縦棒を見せると、ヒキガエルは対ヘビ防衛動作を発現するのだそうです。

「体(特に腹部)を、ぷくっとふくらまし、四肢を伸ばし、相撲の”立会い”前のような姿勢をとる」とあります。これは、ぜひうちの子たちで実験してみたい!

>>うちの子の対ヘビ防衛動作はこちら

その他の話の中では「ヤギの脱走と講義を両立させる方法」がお気に入り。講義を始めようとしたら、乱暴者のヤギコが脱走。ハプニングを学生達に気付かれないようにごまかしながらヤギコ捕獲に向かう、というお話。マンガ『動物のお医者さん』の漆原教授を彷彿とさせる内容でした。

このシリーズ、第2弾の『先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!』を持っています。基本的には同じノリですが、『カエルが……』の方が受け狙いの文章が多いかな。学術的な話はちょっと物足りない気がしますが、気軽な読み物としては楽しいですね。

築地書館の許可を受けて画像を掲載しています。


毎年1冊ずつ出ているようです。現在の最新刊『モモンガの風呂…』には「ヒキガエルのオタマジャクシを食べるアカハライモリ」が出てくるらしい。これも気になりますね。
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コメント

ご無沙汰しておりました。

ぼんちゃん、ぴょんちゃんの日常が戻って良かったですね~。
一時期、泣きながらヒヤヒヤしたもんで・・・凄くホッとしました。(^^ゞ

実は私・・・カエルを飼うまで、カエルが脱皮をする事を知りませんでした。
おまけに皮を食べちゃうのも驚いたもんです。
背中の真ん中からピシッと皮が割れる(?)のをマジマジ眺めてたなぁ~。

この本、読んだ事はないんですが、面白そうですね。
ネタとして(?)読んでみてもいいかなぁ~?(^_^;)

泉さん、お久しぶりです。
ご心配お掛けしましたが、ようやく平穏なヒキガエル生活に戻れました。
ヒキちゃんが見守っていてくれたお陰だと思っています。

私もカエルの脱皮なんて知らなかった、というか、考えたこともなかったですね〜。
飼育するまでは特別カエルに興味があったわけでもないですし。
今となっては毎週見ていますから、確かに何度見ても面白いんだけど……。
初めて見た人のテンションにはついていけないかも(*^.^*)

このシリーズいろんな話があってすごく楽しいですよ。
シジミに指を挟まれたイモリくんの写真とか、見てるだけでも気の毒〜。
どちらかというと、私は前に読んだ『シマリスが…』の方が新発見が多くて面白かったです。

こんにちは(^-^)

両生類も脱皮するんですね(^O^)
我が家のクロサンショウウオも月1くらいで脱皮してます。

ヒキガエルの脱皮はYou Tubeで見た事があります。
随分器用にするんですね。

うちのニホンヤモリは脱皮が下手なのがいて、助太刀してます(笑)

クロサンショウウオさん、水中にいるからいい状態が続くのでしょうか。
月1くらいだと落ち着いたペースでいいですね。

よその子は知らないけれど、うちのヒキガエルたちは週一なので慌ただしくて。
前日か前々日からだるそうだし、終わった後もお疲れだし。
そんなにしんどいなら、もうちょっと間隔空けられないものかと思います。

脱皮下手な子っていますね〜。
爬虫類の方が皮膚が丈夫そうでお手伝いしやすそう。
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