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2011/06/15 Wed

ヒキガエル本9―イボイボガエル ヒキガエル

イボイボガエル ヒキガエル表紙イボイボガエル ヒキガエル
三輪一雄/作・絵
偕成社 2005年 32P 25cm×19cm
5・6歳から


表紙のヒキガエル、なかなかの迫力ですね。背景はビルが建ち並び、車が走っています。他のカエルたちがいなくなった町中でもしぶとく生き続けるヒキガエルの生き方にエールを送る絵本です。

前半はカエル界のアイドル、かわいいアマガエルと比較して、ヒキガエルの悪口が延々と続きます。自然にアマガエルとヒキガエル両方の特徴が理解できるのはいいけれど、そこまで言わなくても……と悲しくなっちゃうなあ。

そこで、ずっと黙っていたヒキガエルが反論!!
と言っても、自分の取り柄だけを自慢するのではありません。他のカエルたちもそれぞれ得意不得意があって、みんな苦労して生きているということを教えてくれます。温かみのある関西弁の台詞は、全然お説教っぽく感じません。

あとがきには、作者から全国のドライバーさんへのメッセージとして、「気をつけよう 暗い夜道とヒキガエル」とありました。車に轢かれたヒキガエルが見るに忍びなく、この絵本を書いたそうです。関西では街にヒキガエルが少なくなったと聞いています。わずかな生き残りも車の被害に遭うなんて、本当に気の毒です。

表紙裏のガマガマ新聞では、ヒキガエルに関する豆知識がいっぱい。マンガのような親しみやすい絵で面白く読めるので、本物のカエルがちょっと苦手な方にもおすすめしたいです。

※残念ながら表紙のみですが偕成社の許可を受けて画像を掲載しています。


同じ作者で他にこんな絵本が!
人気者のカタツムリに比べ差別されてるナメクジくんのお話。
気になります~。
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