自転車に乗っていると時々虫と衝突することがあります。小さな羽虫が目や口に飛び込んでくるのは日常茶飯事ですが、大きな虫だとちょっとびびります。
7月には大きめの蜂がふらふらとこちらに向かって飛んでくるのに気付いて、慌ててハンドルを切りました。避けたつもりでしたが、しばらく走ってふと見たら、前かごのレジ袋の上に灰色の塊を抱えた黄色と黒の縞々がいました。最初はアシナガバチかと思ったのですが、よく見たらキイロスズメバチ。路地に入って自転車を停めると、蜂はこっちをぎろりと睨んだ後、飛び立っていきました。怖かった〜。

先日は買い物に行く途中、耳元にアブラゼミがぶつかってきて、うるさかったし痛かったです。
そしてその帰り道、道路を横切ってのそのそ歩く奴を発見。大きなコガネ幼虫です。これはきみちゃんへのお土産に、と思いましたが荷物がいっぱい。大急ぎで家に帰り、生鮮食品を冷蔵庫に突っ込んでから、ゼリーカップとスプーンを持って再び自転車でさっきの場所へ。まだもたもたしていた幼虫を無事にゲットして帰りました。

牙を折ってきみちゃんの目の前に落としたら、あっという間にぺろり。食べ終わった途端、「もっとないの?」と目で訴えてきました。おいしかったんだね。
コガネ幼虫はぴょんちゃんの大好物だったので、見つける度に彼に優先して与えていました。きみちゃんは滅多に食べられなかったんですよね。今は何でも独り占めできるけど……。



この日はその前にフタトガリ幼虫を2匹食べてます。芋虫毛虫類はぼんちゃんの好物で、ぴょんちゃんは若干苦手でした。きみちゃんはまあ普通に好きかな。同じヒキガエルでも結構好みに違いがあるのが面白いですね。
そう言えば、フタトガリコヤガの派手派手毛虫って、昆虫食愛好家の方々に言わせると結構おいしいんだそうで。でも私は遠慮しておきます。きみちゃん全部食べていいからね!