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ヒキガエルの脱皮間隔

最近のきみちゃんの脱皮間隔は10日に1回程度です。お肌がきれいで脱いでも脱がなくてもあまり変わらないし、皮残りもほとんどないので、見逃している可能性もありますが。普段はほぼ週1です。

ぴょんちゃんやぼんちゃんもやはり週1回程度でした。具合が悪いときは3日に1回とか頻繁になっていたので、ある程度間隔が空いているのは調子がいいんだと思います。

脱皮って結構大変そうですよね。うちの子たち週1回って多くないかな?と以前から気になっていて調べていたら、こんな論文を見つけました。
>>アズマヒキガエルの脱皮の長期間観察

間隔についての部分をまとめてみると……
  • 気温が高いほど間隔は短い
  • 加齢とともに脱皮間隔は長くなる
  • 平均は4歳の時♂8.1日・♀7.7日、9歳の時♂9.9日・♀9.4日
  • 最短は4.6日
  • 1歳(別個体)では平均6.4±0.5 日、最短3.5日

つまり週1回というのはごく平均的なようで一安心。最近間隔が延びているのは気温が低いせいなんでしょう。今のところ体調は良さそうですが、あまり代謝が下がらないようにもう少し加温しようかな。

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160116dappi3.jpgこんなふうに頻繁で珍しくも何ともないことなのですが、脱皮って何度も見てもわくわくします。ついつい写真撮っちゃいますね〜。

で、そんな面白い脱皮についてですが、伊丹市昆虫館で1/27より企画展が行われています。もちろん昆虫の脱皮がメインですが、両生類や爬虫類の脱皮も紹介するということで、いつものぼんちゃんの脱皮動画も上映されることになっています。

詳細がわかったら、また後日別の記事でご紹介します。興味がおありの方はぜひ見に行ってくださいね。
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ヒキガエルのおしっこ

15051pyon-urine1.jpgカエルの尿は人間と同様に腎臓で作られます。両生類の腎臓には塩分を濃縮する仕組みがないので、哺乳類に比べて薄い尿です。ぴょんちゃんは病気で腎機能が低下しており、尿は更に薄くなっています。むくんだ体の水分と老廃物は、大量の尿として排出する必要があります。

お風呂でたっぷり水を吸ったぴょんちゃんを持ち上げると、じょじょじょ〜とおしっこされることがよくあります。出口は総排出孔、フンも尿も卵・精子も全部同じおしりの穴です。

尿の見た目はほぼ透明かうっすら茶色がかっていて、特に臭いはありません。量は大体10-20g程度。結構たっぷりに見えますが、一回おしっこしただけではあまりおなかがしぼんだ感じはしません。ちなみに、むくみが少ないときの体重は200g程度なのに、多いときは250g超あります。それだけ余分な水分が溜まっているということです。



カエルはおなかで水を飲むと言われます。下腹部の皮膚にアクアポリンという水の通り道があるのです。カエルのアクアポリンは腹側皮膚・腎臓・膀胱にあり、抗利尿ホルモンの働きで体内の水分量を調整しているそうです。乾燥に弱い両生類が陸上生活に適応するための仕組みです。

動物病院のお医者様によると、カエルの塩水浴は老廃物の排出を促して人工透析のような効果があるそうです。おなかで水を吸っては、じゃんじゃん尿として出すわけですね。

確かに塩浴中はよくおしっこしています。どの程度の量かはわかりませんが、おなかを動かして力んだときにぴゅーと噴き出しているのがかすかに見えます。余分なものはどんどん出してすっきりしてね。



参考文献:日本生化学会「生化学」誌 86巻1号(2014)
アクアポリンの構造,機能,およびその多様性―脊椎動物を中心として
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ヒキガエルとウシガエルの比較

カエルの話をしていると、ヒキガエルとウシガエルが同じものだと思っている方が多くて驚きます。外来種のオオヒキガエルと在来種のヒキガエルを混同する方もいるようで気になります。

これらの違いが一覧比較できるサイトなどを探していましたが、いいのが見つからないので自分で作ることに。ちょうど図書館から詳しい図鑑を借りたところなので表にまとめてみました。


アズマヒキガエル
ニホンヒキガエル
オオヒキガエルウシガエル
別名ガマガエルケイントード食用ガエル
学名Bufo japonicusBufo marinusRana catesbeiana
原産地日本中南米北米
国内分布北海道〜九州(沖縄を除く)小笠原諸島、石垣島など日本全国
生息環境地上棲。林、畑、公園など地上棲。サトウキビ畑など半水棲。草の茂った広い水辺
大きさ4〜18cm(地域による)
在来種では最大
9〜16cm
海外では巨大な記録も
11〜18cm、時に20cm超
国内最大のカエル
色・柄黄、赤、茶、黒褐色など変異大。多くは脇に帯状の模様茶褐色。♂は喉が黒い
♀の背には黒っぽい模様
緑色または灰褐色に茶の斑点。腹部に黒いまだら模様
皮膚乾燥した肌に大小のイボ乾燥した肌に大小のイボ
♀は背に2列大きなイボ
湿り気があり、鮫肌状
横幅が広い
耳腺は細長い
目の周りにゴツい骨質隆起
耳腺は巨大で菱形
鼻先突き出る、口が大きい
♂の鼓膜は巨大
ないない上あごに細かい歯
強い、滲み出る程度強い、分泌量が多く被害大
1m近く飛ばすことも
ない
食性昆虫、ミミズ、サワガニなど地上で動く小さな生き物昆虫からネズミやヘビまで、地上性の小型動物。匂いに反応して動かない餌も食べる口に入る動物ならほぼ全て
国内のカエルで唯一、水中の獲物も捕食できる
後ろ足短い、小さな水かき比較的短い、小さな水かき太く長い、発達した水かき
ジャンプ力弱い、跳ねるより歩く弱い、ぴょこぴょこ跳ねる強力、小鳥も捕らえる程
泳ぎ繁殖期以外は水に入らないニホンヒキよりはマシ?得意。常に水辺で過ごす
鳴嚢なし喉にある喉にある
鳴き声クックックッ…と小さな声ボボボボボ…
ドラムを叩くように響く
ウオー・ウオー
牛に似た太い不気味な大声
冬眠土や落ち葉の中高温地域なので冬眠しない泥や水中、時々起きて活動
繁殖期早春の一週間程度一年中5~9月の長期にわたる
紐状、1500〜14000個紐状、8000〜17000個以上水面に広がる大きな塊、6000〜40000個
オタマジャクシ3〜4cm、全身真っ黒2.4cm、体は黒く尾が透明
塩水混じりでも生育可能
12〜15cm、緑〜灰褐色に白黒の細かい斑点。幼生越冬
変態直後0.6〜1cm0.6〜1.2cm4〜6cm
法的扱い特になし特定外来生物、飼育・生きたままの運搬など禁止特定外来生物、飼育・生きたままの運搬など禁止

アズマヒキはニホンヒキの亜種なので合わせて記載しています。両者の違いについてはまた別の機会に。

アズマヒキガエル
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うちの子たちのお食事動画はこちら。
>>ヒキガエル捕食シーン - YouTube

オオヒキガエル
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cane-toad-274591_800.jpgBufo_marinus_1.jpg
2010年の東京国際映画祭で「そのカエル、最凶につき」というオーストラリアのオオヒキガエルを主役にしたドキュメンタリー映画が上映されました。映画の公式サイト(英語)にはトレーラー動画やギャラリー、オオヒキガエル情報などもあってなかなか面白いですよ。
>>Cane Toads: The Conquest ※サイト閉鎖されました。>>動画・写真はFBページへ


ウシガエル
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Bullfrog_-_Rana_catesbeiana_800-3.jpgBullfrtadpole.jpg
ウシガエルの凄さはこちらの動画を見るとよく分かります。
>>National Geographic ウシガエルのお食事 - YouTube

主な参考資料
  1. 前田・松井 (1989) 日本カエル図鑑. 文一総合出版
    ※大きさ・蔵卵数は本書の数値を採用。一部は端数を四捨五入
  2. 国立環境研究所 侵入生物データベース
  3. 環境省 外来生物法
  4. 北海道ブルーリスト
  5. 大阪府立環境農林水産総合研究所 大阪府の外来生物
  6. 那覇自然環境事務所 オオヒキガエルとシロアゴガエルについて
  7. ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

オオヒキガエルおよびウシガエルの画像は、パブリックドメイン、CC0のものを使用しています。
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ヒキガエルのオスメスの見分け方

きみちゃん、未だに掴んでも鳴かないし、指にタコもない。女の子だと思うんですよ。ただね……。

先日、窓の外を眺めているきみちゃんの喉の奥から、かすかに「きゅるきゅるきゅる」という音が聞こえてきました。ぴょんちゃんの声とは明らかに違って、本当に小さな音で動画に撮ってみても全く聞こえない程度。だから鳴き声なのかは怪しいですが、一応オスメスの判別はもうしばらく保留にしておきます。

ヒキガエルの性別の見分け方、一部は以前紹介した本「かえるよ!カエル」にあります。ちょっと見づらいですが、ちょうどそのページの画像を出版社の許可を取って載せてますので、参考にどうぞ。
(再掲の許可取るのは面倒なので、上のリンクから記事を見てくださいね)

ただ、これは野外で多くのヒキガエルを観察する時の方法だと思います。うちではたった3匹しか見ていないので、個体差が大きい部分はあまり当てになりません。それに、飼育した場合、うちのように冬眠させてないと繁殖期は曖昧です。

他にも飼育していて気付いた点やいろいろ調べた雌雄の違いも合わせて、ここで紹介しておきます。

1)鳴き声

オスは鳴く、メスは鳴かない。鳴いたらオスは確定ですが、鳴かないからメスとは限りません。未熟で鳴けないのか、鳴きたくないのか、声が出づらい個体なのかも。なお、日本のヒキガエルは他のカエルのような鳴嚢(鳴き袋)を持たないので、小さな可愛らしい声しか出しません。

ぴょんちゃんを見ていると、他の子に踏まれた時や人に脇腹を掴まれた時に「こっこっこっ」とリリースコールをするほか、フンが出た時やおなかが痛い時に「きゅー!」と玩具のラッパのような声で鳴きます。たまに何もない時に「きゅきゅっ」とちょっとだけ鳴くこともあります。同じように掴んでもなかなか鳴かない時もあれば、手を近づけただけで触ってないのに「ひぃー」と悲鳴を上げることも。ぼんちゃんは「ふしゅー」と鼻息だけで、亡くなるまで一切声は出ませんでした。

ちなみにぴょんちゃんの初鳴きは上陸した年の11月半ばでした。室内飼育では成長が早いので、野生のカエルではもっと後になると思います。

2)抱きダコ(婚姻瘤)

オスの両手、内側の3本の指には黒っぽいタコが出来ます。メスの背中に抱接するとき、両手の甲で挟むようにするので、滑り止めになるらしいです。タコがなくてもメス確定にはなりませんが、ぱっと見てわかりやすく、オスの判別におすすめの方法です。
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ぴょんちゃんの場合は指2本ずつですが、1歳直前の4月に出来ました。これも野生の場合、もっと後になるのでしょう。

「かえるよ!カエル」には「夏から秋の初めにはありません」とありますが、ぴょんちゃんは夏でも多少色が薄くなるものの残っていて一年中見られます。もしかしたら本来の繁殖期には、もっとはっきり黒くなるものなのかもしれませんね。
3)横から見た顔の形

「かえるよ!カエル」によると、「メスの鼻先はほとんどのびておらず、ほぼ直角に落ちていて、丸く見えます。メスの口はオスの口より大きくさけているので、耳の後ろまであります」「オスの鼻先は少し前にのびて、とがったように見えます」だそうです。

過去にぴょんちゃんとぼんちゃんの横顔を比較した記事がありますが、そこまではっきりした違いはないような……。比べればぼんちゃんの方が丸っこいかなという程度です。
>>1年目(0歳)の11月
>>4年目(3歳)の5月

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140524kimi1.jpgそれでもってきみちゃんの最近の横顔を見ると、結構鼻先長いんですよ。3月頃まではもっと丸顔だったのに痩せましたからねえ。

でもちょっと角度を変えると丸っこく見えますし、う〜ん、顔で見分けるのは難しいと思います。

更にぴょんちゃんは年々鼻先が短くなってきているような……。やっぱり分かりづらいです。
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※コメント欄に書きましたが、正面から見た方が違いが分かりやすいかもしれません。

4)腕の太さ
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オスの前足はがっちりたくましく、特に肘から先がぶっといです。ぴょんちゃんの場合、2歳の夏を過ぎた頃から特にはっきりしてきました。

顔立ちよりは見分けやすい特徴だと思います。ただ、比較対象がいないと分かりづらいかも。それに痩せると腕も少し細くなります。

5)成長の違い

見分け方としては役に立ちませんが、オスの方が成熟が早く、2〜3年で繁殖に参加できるようになります。メスはそれより1年くらい遅れます。最終的にはメスの方がオスより大きくなるようです。

ただ成長速度は栄養状態や個体差が大きいと思います。きみちゃんはやたらと成長早かったですね。ぴょんちゃんとぼんちゃんでは1年目はぴょんちゃんの方が若干早く大きくなりましたが、その後は交互に食欲が落ちたり体調を崩したりで抜きつ抜かれつ。ぼんちゃんがずっと元気でいれば、ぴょんちゃんより大きくなったのでしょうか。

6)イボの大きさ

メスのイボはぼこぼこと出っ張り、オスの方が小さめで数も少ない。特に繁殖期にはオスのイボが消えてぬるっとした感じになるらしいです。

※ニホンヒキはアズマヒキと異なり、繁殖期のオスもイボが残るそうです。
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ぴょんちゃんとぼんちゃんが並んでいるのを見ると、ぴょんちゃんの方がイボが目立ちませんでした。ただ、脱皮の時などはちょっと膨らんで見えます。それに若い頃の方がイボがくっきりしていたような……。

きみちゃんのイボは大きめだけど、形はぼんちゃんのように丸いものばかりではなく、ぴょんちゃんのように細長いものも。うーん、微妙。

7)婚姻色

普段の体色は個体差が大きく、周りの環境などによっても多少変化します。「いのちのかんさつ2 カエル」によると、「オスは抱接のときに体の色が明るく黄色っぽい色に変わる」そうです。ただ、変わらないものもいるし、途中で急に色が変わったりもするとのこと。

よそのブログなどでカエル合戦の写真を見ると、やたら黄色く目立つことがありますね。我が家では繁殖行動は取らないので、ぴょんちゃんは婚姻色になりません。彼のおなかが黄色っぽいのは元々の色です。
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ワラジごっくん

きみちゃんがワラジムシを食べるところを連写しました。ヒキガエルの餌の食べ方がよくわかります。
携帯以外の方は写真に付いているコメントも見てくださいね。

ヒキガエルのワラジムシ補食1ヒキガエルのワラジムシ補食2
ヒキガエルのワラジムシ補食3ヒキガエルのワラジムシ補食4
ヒキガエルのワラジムシ補食5ヒキガエルのワラジムシ補食6
ヒキガエルのワラジムシ補食7ヒキガエルのワラジムシ補食8
ヒキガエルのワラジムシ補食9ワラジが足をバタバタさせながら飲み込まれていく様子がはっきり見えて、なかなか面白かったです。

ところできみちゃん、あなたの首の右側にもワラジムシがくっついているの、気付いてなかったでしょ。
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ヒキガエルFAQ

池袋にある小さな区立公園「池袋の森」には井戸水をくみ上げた池があり、様々なトンボやカエルたちが生息しているそうです。そこで自然保護活動のボランティアをされている「ひきがえるさん」の「池袋の森 観察日記」というブログは特にヒキガエルたちの写真が素晴らしく、私も楽しみにしていましたが、残念ながら諸事情により閉鎖されてしまいました。

そのブログの過去記事では、ヒキガエルに関するよくある質問とその答えがわかりやすくまとめられていました。長年多くのカエルたちを見てきた方のお話はとても説得力があります。読めなくなって非常にもったいなく思っておりましたが、転載の許可をお願いしたところ快くご了承していただけましたので、以下に掲載いたします!


ヒキガエルFAQ(よくある質問とその答え・池袋の森 観察日記 2009年5月記事より)

・ガマガエルとは違うのですか?
同じです。ただし、学術上の表記はヒキガエルです。
・何を食べますか?
地べたにいる昆虫、ミミズ、ナメクジなどです。
・何年ぐらい生きますか?
事故などに遭わなければ、10年近く生きます。
・毒がありますか?
あります。ただし、皮膚が露呈しているカエルは、みな毒を持っています。ヒキガエルの毒は、背中のイボイボから出る殺菌用の毒と、動物にかまれたときに耳の後ろ(耳腺)から出す防衛用の白い毒があります。この白い毒液は、人間にはあまり効果はありませんが、犬や猫がかみつくと泡を吹いて失神するほどのものです。もっとも、よほどの「死の危険」を感じない限り、この白い毒液を出すことはありません。
・手で触っても平気?
問題ないですが、触った手で目や口などに触れると炎症を起こすことがあります。カエルに触ったら、かならず手を洗いましょう。また、カエル全般で人間の体温は高温です。長時間手に持たないようにしましょう。
・どうしてトンボ池には居ないの?
ヒキガエルは陸上で生活するカエルです。トンボ池に来るのは産卵の時期だけです。ただし、日照りが続いて雨が降らないと、水浴びにくることもあります。
・オスとメスとの見分けかたは?
メスのほうが身体は大きくなります。首根っこを軽く摘むと、オスは「グォッグォッ」と鳴いたり、喉を動かします。また、オスは繁殖期に、前足の指のところに黒いコブのようなものができます。
・産卵はいつごろ?
池袋の森では、例年3月の初めからです。5日から1週間程度の間に一斉に集まります。ただし、その年の気候によっても変動し、今年は2月の中旬からはじまってしまいました。
・成熟するのには何年ぐらい?
ヒキガエルがオタマジャクシからカエルに変態するときは、1cmほどの黒い小さなカエルで変態・上陸します。成長してオスが3年、メスが4年ほどで繁殖可能になります。
・たくさんのオタマジャクシが全部カエルになりますか?
大きなカエルになれるのは、ほんの一部だけです。多くのオタマジャクシはヤゴなどに食べられたり、自然死してカエルになることはできません。運良く上陸できても、大きくなれるのはせいぜい3%ほどです。
・お腹を膨らませているのは、怒っているのですか?
威嚇しています。空気でお腹を膨らませることで、なるべく自分を大きく見せようとしています。
・胃袋を吐き出すって本当?
本当です。誤って異物などを飲み込むと、口から胃袋を裏返しに吐き出し、異物を体外に出します。もう一度、胃袋を飲み込んで元通り。
・食べられますか?
毒があるので、食べられません。


自分でこういうQ&Aを作ってみようかと思ったこともありますが、こちらはほんの数匹のことしか知りませんし、書きたかったことはほぼ網羅されていて出る幕がありませんでした〜。

なお、少々古いサイトですがケロママさんの「ヒキガエルについて」もとても詳しくまとまっています。興味がある方はぜひそちらもどうぞ。
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ガマの眼

これは昨年ぴょんちゃんが具合悪くなる直前に書いた記事です。当時はそれどころではなくて、そのまますっかり忘れていました。ようやく公開します。



以前、ガマの足について書いた時に「ガマ・パーツ・シリーズ」をもっと続けたくなりました。実際に飼育して身近で見ていると、ヒキガエルの体ってこんな風になってるんだ、という発見があって面白くて。なおサンプルはうちの2匹だけなので、よそのカエルとは多少違うこともあるかもしれません。では、今回は「眼」で行きます!

きらきらおめめ両目は正面少し外向きに付いています。かなり視野が広そうですが、どこまで見えているのか不明。興味があれば正面に向き直って見つめます。首をかしげて角度を変えて眺めたりも。動かないものはほとんど見ないうえに、大きく素早い動きにもついて行けず。ちょろちょろアリが歩く程度が一番見やすいのかな。

目が引っ込むと別の生き物みたい
カエルと言えば突きだした目玉が特徴ですが、触るとカタツムリみたいに引っ込みます。カエルは視力に頼っているので、目が傷ついたら大変ですものね。ものを飲み込むときにはぎゅっと目をつぶります。引っ込めた目玉で口の中のものを奥に押し込むのだとか。
ぼんちゃんの大きな目、虹彩はオレンジ色ぴょんちゃんの目は瞳が小さめ、虹彩は金色
眠そうな目目の大きさも虹彩の色も個体差いろいろ。うちの2匹だけでもこんなに違います。

虹彩は目尻と目頭に黒っぽい部分があり、特に眠くなった時など瞳が縮まって横一列の線に見えます。NARUTOに出てくるガマたちも瞳が細くなっていますよね。猫と同じで周りが暗いと瞳が丸くてかわいいです。
しっかり閉じた状態ちょっと薄目

きゅっと目をつぶっても、だんだん薄目になって瞬膜だけ閉じた状態に。目玉が大きいからかしら?

2012.7.19追記
目を開け閉めする時の動き、動画を用意しておいたのすっかり忘れてました〜。

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ガマの足

濡れた足の裏土まみれの足の裏

ぼんちゃんは時々左足をお風呂の縁に引っかけます。こっちに向いた足の裏を眺めていたら、ヒキガエルの後ろ足を観察してみたくなりました。普段は折りたたんで半分おなかに隠れているので、じっくり見る機会は少ないのです。

ぼんちゃんの左足ちょっと外に出して撮らせてもらいました。足の甲はこんな感じ。指は5本ですが、ぽこっとした出っ張りが6本目のように見えます。

一本だけ長~い指があり、獲物を狙っている時などは緊張するのか、貧乏ゆすりのようにパタパタと動かします。脱皮や排泄の時はつま先を上げて中腰状態になります。

指先の黒いところは爪。先端が丸いしあまり固くないみたい。蹴られても大して痛くありません。ツリーフロッグのような吸盤はなく、爪も引っかかるところがないのでよじ登るのは苦手。よくシェルターから足を踏み外します~。

脚を伸ばせば意外と長いんです。ほとんど運動してないのに筋肉もしっかり付いてていいなあ。

指の根元には小さな水かき。全体のぺたっと平たい形も泳ぎに向いてそう。ちゃんと泳ぐところは見たことないけど……。普段はのしのし歩くだけですが、たま~にカエルジャンプもしますよ。

ぴょんちゃんの左足ぴょんちゃん右足の裏

こちらはぴょんちゃん。こういう網みたいなところだと指先曲げてしっかりつかまろうとしますね。

脚の肉付きはいいのに、ぼんちゃんに比べて指が細い気がします。足の裏はグレーがかってすべすべです。
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瞬膜

ヒキガエルの瞬膜1他のカエルも同じだと思いますが、ヒキガエルの目には通常のまぶたの内側に瞬膜という半透明の薄い膜があります。

目を軽く閉じる時は、この瞬膜だけが下から上に上がっていきます。ぎゅっとつむる時も瞬膜が先に動いてからまぶたが上下に閉じていきます。
ヒキガエルの瞬膜2つまりヒキガエルはみんな二重まぶたなんですね!(違

※ちょっと訂正。目を軽く閉じる時にも一瞬、まぶたが降りますね。その後でまぶたを開けて瞬膜だけの半開き状態になります。

長い舌獲物に舌を伸ばす瞬間も瞬膜を閉じます。この写真じゃ良くわかりませんけど。

先に目をつぶったら見づらくないかな~、と思ってましたが、半透明だから透けて見えるのかしらね。

※ヒキガエルの目についてもうちょっと詳しくはこちら。動画もあります。 >>ガマの眼
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脱皮を撮影その2

ヒキガエルの脱皮1ヒキガエルの脱皮2

前回撮影した時は画面が暗かったのと背中側から撮ったので細かい部分はよく見えませんでしたが、今回は真っ正面を向いてくれたのでばっちりです!
動画:ヒキガエルの脱皮 New
FC2動画はちょっと画質が悪いので、YouTubeに高画質な完全版 をアップしました。重さが気にならなければそちらをご覧ください。高画質といってもプラケ越しの撮影なので多少ぼやけた部分はありますが。

どうして口の中に皮が入っていくのか、今まで不思議でしたが、今回の動画で顔の皮を手で口に入れるところを見て疑問が解決しました。両方の手足につながる4本の皮がそれぞれ飲み込まれていく様子がよくわかります。

時々空気が入って膨らむのも、途中で顔の皮が残っている時に口を開け閉めするから、と判明。面白い~。

前に「ぼんちゃんはいつも右から左の順番」と書いたのですが、今回は左からでした。特に順番が決まっているわけではなかったのですね。

YouTube版はこちら>>ヒキガエルの脱皮 完全版
※ヒキガエルの脱皮 New・高画質版よりタイトル変更しました。

※こちらの動画、TV番組や企画展などにお貸ししています。
>>またまたTV出演
>>ぬけがらコレクション
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ガマリンク集

2017.7.02更新

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野生ガマ観察・保護 個人サイト&ブログ

駒師江仙さんのサイト。自宅庭で毎年ヒキガエルを産卵させて観察・記録しています。多い年の卵は10万個以上!

やまねさんのブログ。愛知県のNPO『カエルの分校』でカエルやトンボのいる風景を次世代に残すための活動をしています。ヒキガエルを始め、様々なカエルたちの写真がいっぱい♪

イサオスキーさんのブログ。カエルたちの素敵な写真で癒されます。特に、年ごとにまとめられた「ヒキガエル産卵祭」が素晴らしい! 2015年春、更新。

けろ美さんのサイト。庭のヒキガエルたちを登録した「ヒキ・クラブ」はおなか写真満載、不定期に追加中。過去の飼育情報はアマガエル中心ですが餌や用具など参考になります。

ヒキガエル飼育ブログ

hiroさんのブログ。事情により閉鎖したガマブログのパイオニア「アズマヒキガエル」の続きにあたります。ぴょんちゃんぼんちゃんの2つ先輩のがまちゃんずは現在全員天に召されましたが、きみちゃんと同い年の元コガマちゃん達など次世代の皆さんがにぎやかに暮らしています。

P-kyonさんのブログ。個性豊かな3匹のヒキガエル達がわちゃわちゃしている様子がほぼ毎日見られます。ヒキガエル好きにはたまりません! 人工飼料飼育。

ぷちとまとさんのブログ。地上棲・地中棲の泳げないカエルたち中心に飼育。フトアゴもいます。赤いヒキガエルのアリスくん、とてもかっこいいです。

ちくりんくんさんのブログ。アズマヒキが大勢(2017.4現在14匹!)、素敵なカエルアルバムです。珍しい海外のカエル写真などもリブログされています。

フロッグマンさんのブログ。アズマヒキ、モリアオ、シュレ、カジカなどのカエル、いろんなカメたち、昆虫その他の飼育記録や趣味の釣りの話。冬眠飼育です。

泉さんのブログ。毎週金曜はカエルの日! アズマ・ミヤコのヒッキーズ、ツノガエル、水系、潜り系などいろいろ。

mionさんのブログ。ニホンヒキ、トノサマなど様々なカエルたちの卵から上陸までの成長日記。卵の飼育法も詳しく、非常に参考になります。2012年生まれのニホンヒキ、冬眠飼育。休止中?

YUKAさんのブログ。現在はお子さんたちの成長記録中心ですが、過去記事に以前動物園でニホンヒキ等のカエル飼育を担当した記録が残っています。

東海道さんのブログ。ヒキガエル、アマガエル、アカガエル、アオガエルなど日本のカエル中心に多種多数飼育中。カエル愛に満ちあふれたブログです。休止中。

Amateruさんのブログ。2010年上陸のヒキさん達の観察記録と飼育メモ。休止中。

カエルアート

かえる画家 田村直巳さんのサイト。図鑑や絵本を中心にご活躍、ヒキガエルのイラストもあります♪ 「かえるアートの会」主催。浅草かえるアート展など様々な活動を行っています。

東向島にある田村直巳さんのお店、かえるアートと絵本カフェ。お店の紹介記事は >>こちら。

江戸青蛙さんのブログ。浅草かえるアート展にTシャツなど出展。アマ、シュレなど飼育中。野生ガマの記事も。

カエル撮影で有名なカメラマン、松橋利光さんのサイト。現在リニューアル中、ブログは見られます。

カエルの森工房のサイト。リアルでユーモラスなカエル作品を陶土で制作・販売。

桶本製作所カエル工房のサイト。両生類・爬虫類・キノコなどのリアルなフィギュア・雑貨を製作販売。博物館等の展示物も製作しています。

カエルを診察できる病院

うちの子が通っているエキゾチックアニマルの専門病院です。院長先生はもともと動物マニアで飼育経験が非常に豊富。ヒキガエルの飼い方も掲載しています。

有名な田向健一先生の病院。エキゾチックペットのページにカエルの病気について詳しく載っています。院長先生のブログもおすすめ。

ヒキガエル情報

両爬ガイドの星野一三雄さんによる、日本のヒキガエルの基本的な飼い方。

国内の両生類の保護や生息環境の保全を支援するための情報サイト。日本産両生類データベースに生態や分布、鳴き声など詳しい情報があります。オタマジャクシ写真館も必見。

カエルの鳴き声を教材とした図鑑。写真や鳴き声ファイルがあります。

日本国内に侵入・生息する外来種の生態学的情報を整理したデータベース。国産ヒキガエルも本来の生息地域外に移入しているため掲載されています。

トウキョウサンショウウオの保全を考える研究会のサイト。資料のところにアズマヒキガエルの繁殖生態に関する報告書などがあります。

国立情報学研究所による論文データベース・サービスです。久居 宣夫氏、奥野 良之助氏などのヒキガエルの研究論文が探せます。論文公開はJ-STAGE等に移行作業中。2017.4.10よりダウンロード機能が再開され、本文PDFが読めるようになりました。

ブログ内おすすめ・お役立ち記事

オタマジャクシから変態した直後、小さいヒキガエルの餌についてまとめました。

ある程度大きくなれば雌雄の判別可能です。飼育していて気付いた点、本で調べたことなど。

食塩浴の方法や効果について。便秘、脱皮不全などの体調不良におすすめ。

病気等で衰弱して自力で餌を摂取できなくなった場合の最終手段です。

我が家のカエルたちの場合と、脱皮に関する論文の紹介。

混同されやすいアズマヒキガエル(ニホンヒキガエル)、オオヒキガエル、ウシガエルの違いをまとめました。

自然保護活動をされている方による、ヒキガエルに関するよくある質問とその答えを転載させていただきました。

うちのヒキガエルたちの上陸から1年までの成長グラフ&表です。続きはいくつかの記事に分けて掲載しています。

当ブログで情報収集する場合のご利用ご案内です。

ヒキガエルの飼育について、管理人の考えと当ブログの目的です。

お世話になったガマブログ(飼育終了・閉鎖など)

ケロママさんのサイト。ガマ界のアイドル、ケロさんはベランダで自然に暮らしています。ブログは現在停止中ですが、ヒキガエルについての情報ページは見られます。とても詳しくまとまっていてオススメ!

gamabonzさんのブログ。役立つ記事と素敵なイラストが満載でした。残念ながら終了。

hiroさんのブログ。個性豊かながまちゃんずの日常。こちらは閉鎖しました。

ねこたさんのブログ。卵から育ったヒキガエル二期生たち。終了しました。

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神奈川県在住。
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大人になってから飼ったことあるのは、
金魚、カタツムリ、カブトムシ、カマキリ、ヤゴなど。
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